P.S. etc

テキストに忠実に飛躍する

CG 7thLIVE Tour Comical Pops! Day1

お久し振りです…。
前記事たちを読んで楽しんで下さっていた方々がどれくらいいらっしゃるかわかりませんが、約1年間も放置していたのですね…。
とんだ甲斐性なしでごめんなさい。ちゃんとしていきたい。

ということで、今回も Comical Pops! の感想考察ごちゃまぜ記事です。
メラドDay2 の †未完成の記事† とナゴドについても掘り起こしつつ徐々に書いて残していきたいと思います…。

Day1 (2019/9/3)

f:id:Taishi_GL723:20190905190048p:plain

F6ブロック 最後列 中央 でした

山下七海さんがよく見えました……神………
ちなみにこの日、僕はありすのフルグラTを着てました。結果的にこれは正解だった。

 

2. comic cosmic

実は(?)作編曲の篠崎あやとさん・橘亮祐さんのお二人は大学のサークルの先輩で、橘さんは特にお世話になっている方なので、それだけでなんかもう非常なエモーショナルにやられてしまいました。。

 

8. Halloween♡Code

歌唱:乙倉悠貴 (中島由貴)、安部菜々 (三宅麻理恵)、一ノ瀬志希 (藍原ことみ)、白坂小梅 (桜咲千依)

f:id:Taishi_GL723:20190905205340p:plain

こういう者です

こういうことです。
ずっとライブで聴けるのを待っていました。
悠貴・ウサミンのオリメン2人と、みくにゃんの代わりに志希にゃん、ハロウィンが誰より似合う小梅。的な4人で、全員ネコミミでの登場でした。
残念ながらオリメンではありませんが、こういう
 ①オリメン本人たち自身がテーマではない楽曲
 ②意図や文脈を感じられるメンバーでの歌唱
というのはむしろ大歓迎大好物ですありがとうございましたッ!

 

9. ドレミファクトリー!

歌唱:佐々木千枝 (今井麻夏)、南条光 (神谷早矢佳)、橘ありす (佐藤亜美菜)、龍崎薫 (春瀬なつみ)

ドレミファクトリー!は泣き曲 (クソデカ大声) 

これについて、主旨は前の記事に詳しく書いたのでまずは是非読んでください。
長いんですが。

橘ありす (佐藤亜美菜)「このステージが大好きだから」

ぼく「!!?!??!??!?(大瀑布)」
 (後略)
CG 6thLIVE MERRY-GO-ROUNDOME!!! メラド Day2 感想 - P.S. etc

で。
今回特筆すべきは。

橘ありす (佐藤亜美菜) が "このステージが大好きだからと歌ったのが 幕張メッセ 国際展示場 9-11ホール である という点です。

そう、ここは4年前のあの日、橘ありす (佐藤亜美菜) が初めて立ったステージです。
数え切れないほどの苦難と努力の末に立った、はじまりの地。

そんな場所で "このステージが大好きだから" と、とびきりの笑顔で歌ってくれたのです。

そして更に、今回このパートを歌っていたときに彼女がいた場所は、ハートステージ から センターステージ へ続く道の上でした。(上図D5とE5の間あたり)
3rdLIVE のあの日、『in fact』を歌ったセンターステージへ。
その場所へと伸びる道で歌われた歌詞が、"このステージが大好きだから

なんという運命の悪戯か。鳥肌が立ちました。涙と感謝が溢れました。

流石に、ココ*1まで狙った配置・構成ではなかったでしょう。偶然の産物に過ぎないことはわかっています、だけれども。

これはこの目に焼き付いて離れない光景であって。
僕が描いたこの空想には、確かな手触りとぬくもりがあった。

だからこれは、僕の事実です。

 

12. あんきら!?狂騒曲

泣いた。初聴で殴られた仙台ぶりにすごく泣いた。
ドレミでエモまりスイッチ入ってたせいに違いない……慣れたと思ってたんだけどなあ…。

あの2番があるからこそ、"二人であんきらなんです" がより輝くんですよね…。

 

13. O-Ku-Ri-Mo-No Sunday!

"大きな声でせーのっ、愛してたいの!!!!"

確かにあそこには久川凪が、久川颯が。miroir が存在していました。

すごい完成度で、すごい歓声でしたよね。
メチャクチャにかわいくて、楽しくて、愛おしくて、素敵なステージでした。
彼女たちのこれから、本当に楽しみだなあ…。

 

15. Gossip Club

こ~~~~~~れは想定外でした。ね!

「ん…?知らない曲…?でも周りもざわついてるし俺だけが知らない曲じゃないってことは特殊イントロ…?これに続くような曲ってなんだろ……なんか3人出てきたなあああああああエッ!??!!?ええええ?!?!?!??!?」

みたいになってました。楽しかった。

王道ダンスチューンながら大人っぽくソリッドに、それでいて小悪魔っぽくボルテージをアゲにくる曲調も非常にカッコよかったし、"We are Sexy Gals" と押してくる歌詞も良かった。*2

連番組んでたのが城ヶ崎美嘉P兼佳村はるかさんのオタクである先輩Pだったんですが、彼が非常に大きなガッツポーズを掲げたあとにエモまる体勢に入って曲がしっかり始まったらめっちゃ楽しそうにしていた、感情の流れが感じられるその一連の動きもとても好きでした。

 

16. to you for me

出会った頃のありすの心情をすこしドラマチックに描いた『in fact』に対して、この曲が歌うのは、そこから少し時間が経った現在のありす自身が持つ等身大の想いと、未来への展望です。

『in fact』の歌詞の引用があるだとか、SSR[ありすの物語] などの文脈を彷彿とさせるワードが散りばめられているだとか、この曲自体についても書きたいことはたくさんあるんですが。

ここで語りたいのは、この曲にもやはり場所の文脈が乗る、ということです。

1番のサビは、次のように締められます。

 "ほんの少しだけど ありのままを

  抱きしめられる気がして 前より"

ここでいう「前」は、この曲を歌う現在のありすが振り返った、自身の過去全体という「線」を指すのが本来だと思います。が。

それを、あの日『in fact』を歌った場所で。
幕張メッセ 国際展示場 9-11ホールセンターステージ で歌うのです。

「前」という言葉に、3rdLIVEという「点」を、はじまりの日を。この「線」はあの「点」から続いているんです、というメッセージを。強く意識せざるを得なかった。

"前より" というたった1フレーズが、"ほんの少しだけど ありのままを 抱きしめられる気がして" に留まらず、この曲全体にかかるような気さえして。

気がつけば僕は泣いていて、同時に微笑んでもいて、ああ、こんなにも温かな感情が自分からも溢れるのだなあ、みたいなことを思ってもいて。

どこからか彼女も涙ぐんでいて、橘ありすは、佐藤亜美菜さんは、きっと泣いてしまったことを悔しがっているんじゃないかなあ、みたいなことを想像したりもしながら。

それでも、そこで折れないからこその橘ありすであって、佐藤亜美菜さんであって。
だからこそ、零れる涙を懸命に堪え、溢れ出る想いまでも歌に乗せて、すべてを伝え切ろうとあのステージに立つ彼女から目を離せなくて。

ああ、ここに橘ありすがいるのだ、と。

改めてそんなことを思う、4:41 の永遠でした。

 

18. キミのそばでずっと

歌唱:白菊ほたる (天野聡美)、鷹富士茄子 (森下来奈)

JUNGO様!??!??!歌詞解釈拡張のバケモンであらせられる?!??!!??!と物凄い強さで殴られました。が、思うことあって詳しくは Day2 の記事にまとめて書きます。
2番の歌詞、完全にほたると茄子の掛け合いでしたよね。最高。
今回はちゃんと書きます。待っててください。

 

19. あんずのうた

歌唱:双葉杏 (五十嵐裕美)、安部菜々 (三宅麻理恵)

ズル。これはズル。反則。正解です。

 

20. Kawaii make MY day!

歌唱:中野有香 (下地紫野)、椎名法子 (都丸ちよ)、久川凪 (立花日菜)、久川颯 (長江里加)

ついに来てしまった解釈違いでした。
聴いていられず歌唱中に座ったのは人生で初めてでした。ごめんなさい。

正直、何故、という思いです。

まず、前述してもいますが、オリジナルメンバー以外の歌唱について、僕は全面的にNGとする立場ではありません。なんなら、ある一点を除けば推奨派でさえあります。

その判断基準というのは、「オリジナルメンバー自身のことを歌う歌詞かどうか」です。
そうでなければ良し、そうであるならば、そこを歌わせるに値する理由が、文脈が、正当性があるかどうか。

この『Kawaii make MY day!』という曲は、俯瞰すれば、その全体が上の基準に当てはまるものではありません。
しかしながら2番Bメロで、どこをどう解釈してもオリジナルメンバーであるメロウ・イエローの3人を示すアイテムが出てきます。

がそれです。(ご存知のことと思います)

僕はこの曲も、メロウ・イエローも、(ここがちょっと厄介かもだけど)水本ゆかりちゃんも大好きです。
だからこそ問いたい。

"五線譜タイツ" とは、水本ゆかり」個人を象徴するアイテムではなかったのか

まして、これらアイテムが登場する文脈というのは。

"「都会で出会う女の子、最新すぎ大問題」" に直面した彼女たちが "ショップに入ってお色直し" という "緊急対策" を講じ、しかし "流行りのアイテムつけても 流行りのあの子になれない" ことに気づいて "自分らしさ大事にアップトゥデート" を試みた結果、それぞれが "おまもり" として "がんばって" 見つけたアイテムだ、というものです。*3

つまり "五線譜タイツ" というのは、水本ゆかりアイデンティティであり、(特に彼女の場合は)自身の過去を肯定した証と言い換えることさえ出来るものであり*4、であるからこそ、他の誰でもなく水本ゆかりが歌うべきアイテムなのです。

せめて別のアイテムに変えてほしかった。
久川姉妹を表すような、なにか別のものを用意してほしかった

何故。
出来るはずなんだ、歌唱メンバーによって歌詞の一部を変えることだって。
現に今回のライブでもやっていたじゃないか。『11. 気持ちいいよね 一等賞!』で、『19. あんずのうた』で、確かに歌詞を変えていたじゃないか。過去のライブにだって実績はあるのに何故。
『18. キミのそばでずっと』で歌唱メンバーによる歌詞世界の広がりを、その可能性を、その手腕を、改めて僕たちに教えてくれたのに、何故。

何故よりにもよって、ここを、そのままにしたんだ…。

我がTriad Primusならいざ知らず ロウ・イエローのあの3人が、"みんなでステキになりたいな" と歌うその範疇に、彼女ら3人以外を含めないとは思わない。
だから別に、オリジナルメンバー以外がこの曲を歌うこと、それ自体が即解釈違いなわけではありません。

実際、今回の「曲調重視」と事前告知されていた 7thLIVE Tour の「Comical Pops!」というタイトルにおいて、シンデレラガールズ珠玉のポップチューンであるこの楽曲がセットリストに入らないはずがないとは思っていたし、直近の 6thLIVE ナゴヤドーム Day1 で既に「中野有香 (下地紫野)、椎名法子 (都丸ちよ)」という構成で披露されているのだから、同じメンバーでの歌唱とならないことも覚悟はしていた。

だけど、ここは、ここを歌う子のアイデンティティーとなるアイテムが登場しないといけない場所なんだ。

ここを "五線譜タイツ" のままにするというのは、水本ゆかりに対する冒涜であるばかりか、ここを彼女の代わりに歌ってくれた久川姉妹をも軽視する行為ではないか。

それを許容することが、どうしても出来ませんでした。


しかし。
僕が敬愛する楽曲派オタクのK氏が、過去にこんなことを言っていました。

「嫌いとかで済ますのは簡単だけど、その空白を埋めるのがPの仕事だろ」(大意)

僕はこの言葉が大好きだし、そもそも本当なら解釈違いなんて起こしたくない。
なので、まあ全部受け入れることは無理でも、どこか、どこかに久川姉妹がこの曲を歌うことの必然性を見つけられるよう、考え続けて行きたいと思っています。


※ 2019/09/06 17:20 追記

ひとつ、久川姉妹が『Kawaii make MY day!』を歌う正当な理由を見つけました。

それは、彼女たちが徳島の出身であること。

これがどこに掛かるかといえば、"「都会で出会う女の子、最新すぎ大問題」" です。
この "大問題" に直面するキャラクターとして、「今のシンデレラガールズ」の中で最も相応しい存在は誰か。
それは考えるまでもなく、地方から出てきた新規追加のアイドルでしょう。
弱冠14歳で徳島から上京して来たこの双子は、まさにピッタリの存在と言えます。
※実際には2人とも普通に全然オシャレなイマドキのJCなんですが、事実はどうあれそんなモチーフに当てはめる存在としては適任であると言えると思います*5

まあ、ここが補完されたからと言って「五線譜タイツ大問題」がクリアできるわけでなく、むしろ僕の中では尚更 彼女たち自身のアイテムを用意してあげてよ!という思いが強まってしまったのですが(笑)

とはいえ、「何故彼女たちが選ばれたのか」については納得できたのでよかったです。*6

 

21. Radio Happy

やっぱ俺たちのアンセム!!!!!!!
解釈違いのモヤモヤを「ハロー!」の一声で吹き飛ばしてくれた。
正直、ここでこの曲が来てくれていなければ、これ以降をあんなにも楽しめていたかどうかわかりません。

ありがとう大槻唯ちゃん。ありがとう山下七海さん。ありがとう Taku Inoue さん…。

 

22. 楽園

この曲が披露される度に会沢紗弥さんの表現力とキャラ理解の深さに脱帽しまくってそろそろ脱ぐ帽子もないのですが、今回の『楽園』は、いままで披露されたどの『楽園』よりも笑顔が際立っていて。

これがきっと「今」の関裕美ちゃんなんだろうな、と、疑いようもなくそう思えて。

本当に心から感動しました。

……という話を終演後に居酒屋でしようと思いはじめた頃、ウチらの誰かがタイミングよく「楽園が…」と口にした瞬間!!
隣から「今『楽園』って言いました!?」と物凄い圧で5名の関Pさんたちが押し寄せてきてクッッッソ笑った。その後閉店までずっと一緒に飲んでました。愉快で狂っていて、とても信頼出来る方々でした。

関ちゃんのにぎった焼きおにぎり、すっごく美味しかったです。ごちそうさまでした。

f:id:Taishi_GL723:20190906023113j:plain

関ちゃんのにぎった焼きおにぎり(概念)

 

24. 明日また会えるよね

これちょっとまだ完全に考えがまとまっているわけではないんですが、

白菊ほたる「明日また会えるよね」ってエモすぎないか!?!??!

というやつです。それでしかない。

 

28. Orrange Sapphire

歌唱:白菊ほたる (天野聡美)、南条光 (神谷早矢佳)、久川凪 (立花日菜)、久川颯 (長江里加)、鷹富士茄子 (森下来奈)

生きて帰るには、残機(UO) が少なくとも4本必要だということがわかりました。(IQ200)

 

30. LOVE & PEACH

歌唱:関裕美 (会沢紗弥)、一ノ瀬志希 (藍原ことみ)、双葉杏 (五十嵐裕美)、橘ありす (佐藤亜美菜)、中野有香 (下地紫野)、椎名法子 (都丸ちよ)、龍崎薫 (春瀬なつみ)、渋谷凛 (福原綾香)、諸星きらり (松嵜麗)、大槻唯 (山下七海)

コミカル橘これか~~~!!!!!!!お、おm、おまえ~~~~~~~~!!!!!!!

となりました。うちの担当かわいいね。
それから山下七海さん、ありがとうございます。*7
サビのダンスが思っていたより簡単ですぐ覚えられたのもよかった。一番楽しかったまである。

 

 32. M@GIC☆

『M@GIC☆』はダメ。泣かない理由がない。
ただ、ひとつ、これは自分への戒めなのですが。

今後、『M@GIC☆』ではUOを焚こう。

Day1 も Day2 も、僕はこの曲ではありすと悠貴のペンライトを1本ずつ持って、ステージを見たりペンライトのシルエットを見つめたりして、担当への想いの深さを確かめたり、これからもこの子たちと歩いていこうと決意を新たにしたり、という(いつもの)自分の世界で対話する限界芸をやっていたのですが、『M@GIC☆』という曲には、アニメ第25話とそれまでの文脈が乗るんだ、というのを回ってきたツイートで思い出しました。

あの一面オレンジ色の景色を、この曲を歌ってくれる全アイドルに見せてあげたい。

いつでもこの景色が君たちを待っているんだ、と伝えたい。

別に皆さんにまでこれを強制する気は1ミリもないけれど、思ってしまったから。今後は担当のペンライトと併せてUOを持とうと、そう思うのでした。

 

 

もう少しで7000字です、バカなの?という感じなので、Day1 はこれくらいで勘弁しておいてやります。
ここまで読んで下さった猛者がどれだけいらっしゃるかわかりませんが*8、限界語りの拙作にお付き合い下さり本当にありがとうございました。

なにか思うことがあればコメントなど下さると喜びます*9が、それはちょっと欲張りすぎかもしれません。*10*11

また Day2 の記事でお会い出来ることを切に(本当に切実に) 願っております。

 

*1:そして更に~以降

*2:本編の歌詞はほとんど聞き取れてはいないけど

*3:"おまもり" が各アイテムと "おそろいのアクセサリー" どちらに掛かるかは不明、僕は両方だと思っています

*4:詳細省きます。水本ゆかりでググってすこれ

*5:この理論で言えばたぶん最強の適任はあかりんご

*6:もちろん、演出上出番を増やす、という意図があるのは大前提でしょうが

*7:皆までは言いません、あなたも同じでしょう

*8:毎回言ってんな

*9:ザコメンタルなので柔らかい言葉でお願いします

*10:しかし下さると喜びます!

*11:マシュマロ並の硬度の言葉でお願いします!