P.S. etc

テキストに忠実に飛躍する

CG 7thLIVE Tour Comical Pops! Day2

申し訳ありません、超遅くなってしまった。。。。腰がスーパーヘビー級でした……書きたいことも全然まとまらなかった……未熟…

お待ちくださっている奇特な皆様、大変長らくお待たせ致しました。
ありがとうございます。一生好きだ。

初めましての方はお時間頂きます。
ありがとうございます。一生好きだ。

仕上がりとしては全然コミカルでもポップでもない感じになりましたが、Comical Pops! Day2 の感想考察まぜこぜ記事のお通りです。

焼きおにぎりがとっても美味しそうな Day1 記事はコチラ ↓↓
taishi-ps-etc.hatenablog.com

 

Day2 (2019/9/4)

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K13ブロック 4列目くらい? でした

この日の席は一般チケ枠だったので最後ブロックでした。くっそ遠くて草。背高くてよかった。
普通に超私服+悠貴タオルというシンプルな装備でした。*1

 

4~5. TOKIDOKIエスカリズム

歌唱:城ヶ崎美嘉 (佳村はるか)、城ヶ崎莉嘉 (山本希望)、久川凪 (立花日菜)、久川颯 (長江里加)

ア~~~~~ガ~~~~~~る~~~~~~~~↑↑↑↑↑↑↑

『TOKIMEKIエスカレート』+『DOKIDOKIリズム』=『TOKIDOKIエスカリズム』、語感カンペキだし考えた人天才かな?
ハーフサイズの2曲を力技でメドレーにしました!みたいなやつ。俺も姉妹になった。
というかこう文字にして初めて、2曲ともタイトルが同じ構成であるという気づきがありました。『NUDIE★』と『SUPERLOVE☆』もなのにね、なんで気づかなかったの?
城ヶ崎美嘉P兼佳村はるかオタクの先輩P氏は『Radio Happy』枠にフルで『TOKIMEKIエスカレート』が来ると期待していた(確かにわかる) ので残念がっていましたが、城ヶ崎姉妹 × 久川姉妹 の組み合わせは個人的に是非見たいと思っていたので超テンション上がりました。エモいな。

ハーフであることがわかりやすいよう「T!!」の前に「いくよ~!」みたいなこと言ってくれた(くれたよね!?) はー(たぶん)、すこでした。ありがとう。

 

8. ましゅまろ☆キッス

歌唱:諸星きらり (松嵜麗)、推名法子 (都丸ちよ)

連番者まふゆ*2「・・か゛お゛が゛い゛い゛ッ゛!゛!゛!゛」
に笑いました、完全にそれ。それでしかない。それでしかないことはない。が、それ。

"あなたの「大好き」の中に私も入れて。"
 → ……(頭抱えるやつ)

"もういちど「かわいい」って言ってみて。"
 → …………(頭抱えるやつ)

完全にこれになっていました、あの場にいたのは全員限界オタクですよ。

 

10. ドレミファクトリー!

Day1 の記事の通りです。ご査収ください。 

ドレミファクトリー!は泣き曲 (クソデカ大声)

CG 7thLIVE Tour Comical Pops! Day1 - P.S. etc

正直 Day1 はサビまではそれなりにエモまらずに楽しめていたんですが*3、Day2 はもう諸々の文脈が乗ることに気づいてしまった後だったので、ただひたすら涙を流すマシンと化していました。(ホラごらん)(涙流すための機械さ)

『ドレミファクトリー!』、橘ありすと佐藤亜美菜さんとをどうしても重ねて見てしまう僕みたいなP*4 への特攻持ちなので本当使い方には気を付けてくださいね…。

 

15. 小さな恋の密室事件

歌唱:白坂小梅 (桜咲千依)、堀裕子 (鈴木絵理)
※この2人、MYSTIQUES とかいう超かっこよユニット組んでたんですね…。不勉強なもので存じ上げませんでした…。

ライトの演出が何より光るステージでした。
Day1 でいうところの『秘密のトワレ』的な。

今回の公演は、過去の大規模ライブと比べても全編通してレーザーがかなり目立つライティングだったな~と感じているのですが、中でもこの曲は、"だあれ?"、"どうして?"、"オマエダ!" などのセリフ部分が文字として天井に映し出される演出があったり、基本色の妖しい色合いから "光あふれ よみがえる" あたりのカタルシスあるクライマックスでは淡い青色の綺麗な色合いに変わったりなど、複雑な曲展開に合わせてこだわり抜かれた演出が各所にあって臨場感や迫力が非常に大きかったです。

みんなたちのペンライト色変え芸も綺麗に揃っていて、(僕は正直「Pは舞台装置だ」みたいなバカデカ主語の意見には細胞レベルで拒否反応を示してしまうんですけど、でも) やっぱりしっかり決まると映える曲にはメチャクチャ映えるなあ、とそこにも感動していました。

あと当然曲がいい。マジで曲がいい
シンデレラガールズの楽曲は変わった展開をする個性的なものばかりなのでデレステ尺では魅力が伝わり切らないことも多いのですが、この曲はその最たる例だと思います。あとあんきら。
2番の展開で一番好きと言ってもいいかもしれないです。あとあんきら。

 

17. 谷の底で咲く花は ~ 18.君への詩 ~ 19. キミのそばでずっと

ここが本記事のハイライトです。
これを書くために本記事を書いていると言っても過言ではない。
………それは過言でした。

下に1曲ずつ語っていきます。

17. 谷の底で咲く花は

歌唱:白菊ほたる (天野聡美)

素晴らしい。その一言でした。

まず、天野聡美さんの表現がすごかった。

白菊ほたるというキャラクターを象徴する言葉は「不幸」が一般的でキャッチーですが、彼女の物語にすこし触れたことがある方ならば、それだけではないということはご存知のことと思います。
それは、表現を同じくするならば「不屈」とでも言い表せばよいでしょうか。

彼女のもうひとつの、というより、彼女本来の属性はむしろこちらだ!とさえ言えるほどに強く強く描かれる彼女の芯。憧れに魅入られ、消すことなど出来なくなった少女の熱。
それらを花の物語に仮託して端的に描いたのが『谷の底で咲く花は』であり、それを演じていくのが天野聡美さんという人物なわけです。
※「不幸」は何かにつけて彼女を襲ってくる言わば外部由来のもので、それがあっても本当の意味では決して折れない彼女自身が持つ「強さ < 諦めの悪さ」こそが本来の属性ではないか、と僕は思っています*5

それで、何がすごかったかと言えば。
大サビ前、"嵐の夜よ なぜ私を置いていった" で*6 天野さんがよろけて倒れ込んでしまう場面がありました。
その所作が、場所が、すべてが完璧に自然で。
正直、どこまでが演出でどこからがアドリブないしトラブルだったのか、未だによくわかっていません。

おそらくあれは演出だった、の、だと思います。
ですが、そう納得するには、伝わってくる感情があまりにもリアルで。

身を灼くほどの熱を、それでも手放すことなど出来ず胸に抱き続ける主人公が一人、あそこに確かにいた。
希望を懐いたがために何度も倒れ、幾度も地に伏せ、しかし希望であるが故にそれを捨てられず、そしてそれを持つが故に決して手折られぬ花が一輪。あのステージには確かに咲いていた。

そう信じさせる説得力がありました。

そして、演出もすごかった。

前述の通り、今回のライブはライトが演出上多くの役割を持っていました。
その多様な情景表現が集約されたのが、この曲だったと思います。

  • サビ
    "嵐の夜" が登場する度、天井をランダムに照らして稲光を表現していた白いライト
  • Cメロ
    青いライトでメインステージ上の天井全体を照らして表現された"青い空"、
    その下に面のように広げた白いライト(とスモーク?) で表現された "白い雲"
    ※ "赤い太陽"を表す赤いライトがあったかどうかは気が回らず確認できていません、誰か補完して
  • 大サビ 最後
    センターステージ周囲に配置されていた白いライトが曲の最後の歌詞 "ここで咲く" で外側に広がり、会場の中心で花弁を広げた一輪の花を表現していたようにおもいます
  • 全編通して
    これはうろ覚えなのですが、天井から差す白いライトが一筋、ずっと白菊ほたる (天野聡美) を照らしていませんでした…? 合っているとすれば、これはほたるが決して手放さない「夢」という希望を表現していたのだとおもいます

もしかしたらこれ以上にあるかもしれません。お気づきの方、ぜひ教えてください。
とにかくもう、会場の装置を使えるだけ使って曲の世界をこの会場に顕現させてやろう、と言わんばかりの怒涛の演出でした。
ライトだけであそこまで景色を表現出来るんですね…。

涙が出てきたのはどこだったか…。演者と技術両面の表現に感動して泣きながら、あんなに息を殺してステージを見ていた記憶は過去に例がないです。しんどかった…。

断言しますが、この曲の魅力はデレステ尺では伝わり切らないです。(歌詞の展開的な意味で)
是非デレステでほたるのコミュを見た後フル尺で、歌詞を見ながら聴いてほしい。

この曲は「Comical Pops!」という至極明るいテーマには到底そぐわない重たいバラードなので、このライブで披露するのは正直どうなのか…?という話を、Day1 で身内のほたるPがしていました。
一理あるな…とも思っていたのですが、いま僕はあの場で聴けてよかったと心底思っています。

18. 君への詩

歌唱: 渋谷凛 (福原綾香)、佐久間まゆ (牧野由依)、一ノ瀬志希 (藍原ことみ)、関裕美 (会沢紗弥)

藪から棒に非国民みたいなことを言いますが、僕自身はいままで、この曲に対して特に大きな思い入れがあったというわけでは正直ありません。
ただ、この曲がこの位置に披露されることで生まれる文脈に気づいてしまった、というだけで。

この位置、というのは、もちろん『谷の底で咲く花は』の次の曲という意味です。
『谷の底で咲く花は』は、前述の通りというモチーフに白菊ほたるという子の物語を仮託し、「彼女の過去と現在と決意を表した曲」*7 です。

では、『君への詩』は。
野に咲くに、その綿毛が飛んでいく姿に、シンデレラガールズのアイドルたちが未来へ飛躍していく様を重ね、その心情を歌った曲です。

"ここで咲く" と歌い、会場の中心で小さくも確かに咲き誇った一輪の花があって。
"頼りなくても 私らしく飛んで" いくのだと心に決め、"さあ どこまでゆこうかな" と未来への期待を語る綿毛の詩が続いたのです。

さらに歌唱メンバーについて邪推するなら、

みたいな選出基準だったのでは?……的な妄想も捗るかもしれない。

この2曲が続くの、偶然だと思いますか?

とはいえもちろん、ではこの1曲は白菊ほたる (天野聡美) に捧げるためだけにあったのか?と問われれば、答えは否でしょう。
『君への詩』の歌詞すべてをこの文脈で読み替えられるわけではありません。重ならない点も多くあります。
加えて言えば、『谷の底で咲く花は』で歌われている花は九分九厘スズラン*9 で間違いないのに対し、『君への詩』のモチーフはおそらくタンポポだという違いもあります。

しかしこの2曲はアイドルを花に喩えて心情を歌うという点で共通しており、曲順から読み解ける物語の展開も、花が咲き綿毛が飛んでいく、という自然の流れそのままなのです。

ここに有機的な繋がりを、確かな文脈を、感じずにいられるでしょうか…?*10
そして、次の曲が始まるのです。

19. キミのそばでずっと

歌唱:白菊ほたる (天野聡美)、鷹富士茄子 (森下来奈)

このバラードパートは、この曲で終わります。
まず、Day1 の記事でも少し触れたこの曲をこの2人で歌う意味について。
ここは多くの方が感じたことかな?と思うので簡単に取り上げます。
なによりも輝いていたのは、2番A~Bメロの歌詞。

"ほたる:足りない場所 埋めるように 寄り添い生きたい"
"茄 子:どんな過去の痛みも 分け合って"
"ほたる:運命に 試される時も"
"茄 子:きっと乗り越えられる"
"ふたり:ねぇ 大丈夫" *11

ミス・フォーチュン*12 がどう、とかそういう次元ではなくて、このふたりの関係性が、特に太字にした2行目以降の掛け合いに非常によく表れているなあ…と、この曲をこの2人に歌わせたことに深い納得を持った Day1 でした。

しかし Day2 で感じたのは、それだけに留まらず、前2曲のバラードのイメージを更に展開させる冒頭だコレ、ということでした。具体的には、1番Aメロ。

"ほたる:赤い糸を たぐり寄せて 辿り着いたのは
  茄 子:かけがえのない キミだった" *13

前曲『君への詩』で飛び立った綿毛が辿り着いたのは、"かけがえのない キミだった" 。
その漂着は、出会いは、まるで "赤い糸を たぐり寄せ" たかのようだった。
そんなふうにこの2曲は繋がると思ったのです。

花は咲き、綿毛は飛び、いずれ何処かに着地します。
その場所に辿り着いたことを "赤い糸を たぐり寄せ" たみたいだと、運命の出会いだったのだと綿毛の側が感じていたのなら、それはとても素敵なことではないですか…?

まあこちらも、『谷の底で咲く花は』と『君への詩』とが完全に繋がるわけではないのと同じで、厳密に紐解けばそんなはずはないんですけどね。
『君への詩』の綿毛は "どこで咲いてみようかな" と着地点を自分で選べる歌い方をしているし、飛んでいく綿毛の背中を押す "" は、『キミのそばでずっと』で言う "キミ"*14 でしょうし。
そもそもの話をしてしまえばこれら3曲はーーというよりシリーズ内のほぼすべての楽曲は元々連続する楽曲としてつくられたわけではないのですから、完全に繋がらない方がむしろ自然だとも言えます。

しかし、そんなバラバラの楽曲を様々な形で繋ぎ合せて新たな物語を生み出す、そういう作業こそが「セットリストを組む」、ひいては「ライブをつくる」という仕事のキーポイントだと思うのです。

そしてそれは、「ライブ全体」においてだけでなく、「全体の中の数曲」という小さな枠組みにおいても取り入れられるものだと思います。
そういう点において、この3曲が繋がるという解釈は通るだろうと考えています。

前曲のモチーフやメッセージを次の曲が受け取って展開し、更に次の曲に繋げていくことで数曲の間で意味の通る文脈を作り出す。
そんな言わば連歌的な手法は、僕個人としてはJUNGOD*15 の得意技だと思っています。これに毎回やられとる。専攻古典の和歌だったの???って思うくらい付合が上手い。。

というわけで復習です。

一輪の花が小さくも確かに咲き、(『谷の底で咲く花は』)
花の綿毛が、新しく咲く場所へと飛び立った。(『君への詩』)
綿毛が辿り着いたのは、まるで運命に導かれたかのような場所だった。(『キミのそばでずっと』)

そんなポエジー?エモーション?ストーリー?を感じて泣き喚いた(喚いてはいない) 3曲だった、というお話でした。

 

21. Kawaii make MY day!

歌唱:中野有香 (下地紫野)、椎名法子 (都丸ちよ)、久川凪 (立花日菜)、久川颯 (長江里加)

承前。 

ついに来てしまった解釈違いでした。 聴いていられず歌唱中に座ったのは人生で初めてでした。ごめんなさい。 正直、何故、という思いです。

CG 7thLIVE Tour Comical Pops! Day1 - P.S. etc

どうにか納得できる理由を探そうとこの日は歯を食いしばって立ったまま聴いていたのですが、やっぱりちょっと難しかったです。

 

24. エヴリデイドリーム

歌唱:スウィート・ソアー [佐久間まゆ (牧野由依)、橘ありす (佐藤亜美菜)]

びっくりするくらい泣きました。信じられないくらい泣きました。

本項のメイン、第2弾です。
が、あまりにもパーソナルなエモーションというか、物凄い自分語りというか、かなり独りよがりな内容になりそうです。僕以外の全人類にとってこれは瑣事です。ので、はじめに謝っておきます。ごめんなさい。
加えて僕がこの曲を通して受け取った感慨は、この曲の持つ本来的なメッセージとはかけ離れたものでもあるので、続けて謝っておきます。ごめんなさい。

前段を読んでまだこの文を読んでいるということは付き合ってくれるということですね、ありがとうございます長いです。
この曲の何が刺さったかの話をするにあたって、はじめに僕が抱えていた些細で重大な悩みの話をする必要があります。さっそく自分語りだわーい

それは、「このまま橘ありす・乙倉悠貴の担当をしていてよいのか」というものでした。

「担当」という言葉の軽重は人によりけりだと思いますが、僕の場合は極端に重いようです。重い男です。
何故そんなことを思ってしまうかというと、複数名の担当を名乗る以上、それぞれに差を付けたくないという想いが根底にあるからです。……こう言えば聞こえはいいですが、つまりこれは裏を返せば、否定しようもなく差をつけてしまっている実情があったということに他ならないのです。
ちなみにここで言う「差」とはアイドルによって愛情や情熱の注ぎ方を変えることを指すのではなく、有り体に言えばモチベーション的なもののことです。
僕の中で起きていたこの状況は、いわば自分が自分で解釈違いを起こしているような最悪なものだったのでした。

加えて、僕はプロダクション並行世界論*16 を採っているのですが、普段は便利なこれもここで仇となって来たのでした。
イズ何?
超語弊のある言い方ですが、「ウチの事務所の加蓮はウチのアイドルだよ。だからウチの加蓮のプロデューサーは他の誰でもなく僕。でもあなたの事務所にいる加蓮はあなたのとこのだよね」みたいな、平たく言うとそういう感じのアレです。平たすぎ?

たとえば北条加蓮という一個人について、公式から語られる内容は覆しようのない共通理解ですが、彼女に重ねる想いやストーリーというのは、どうしたってプロデューサー毎にそれぞれ少しずつ違うものです。
そのプロデューサー間におけるキャラクター像のある程度のブレ・ゆらぎを肯定するための理論とでも思ってください。
つまるところ、こういうことです。

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こんな冷たいことを言い放つための理論じゃないよ!台無しだよ!

普段はこれを用いて下手な解釈違いが生じるのを華麗に防いでいるワタクシですが、この理論を採る場合、当然「ウチのありす・悠貴はウチのアイドルだ」ということになります。これが何を意味するかというと。
「僕が担当を降りたら、ウチの世界のふたりを担当するPはいなくなる」のです。
彼女らを担当すると決めたあの日に結んだ誓いを破った挙句、路頭に迷わせることになる。
そんなこと、出来るはずがないじゃないですか。
「誰の世界だって346プロは巨大企業なんだし社内に他にもPはおるやろ」と思われるかもしれませんが、「いや俺の脳内モブの分際でありすと悠貴を担当する?出しゃばってんじゃねえぞ」で論破です。
そもそも代わりがいたとして、ホイホイ責任を投げるような奴は担当Pとは呼んでもらえないでしょう。*17 お前の担当アイドルに責任を持つのは誰かじゃない、お前だ。俺だ。
だから並行世界のありすや悠貴ならいざ知らず、僕の世界のありすと悠貴はやっぱり自分が担当しなければと思うのです。

だけど、どうしたって加蓮偏重となってしまう自分がふたりの担当プロデューサーを名乗り続けるなどと、そんな浅ましい行為は彼女たちに対してあまりに不誠実ではないか?
とはいえそれを理由に担当を降りたら彼女たちはどうなる?あの日語った夢は?描いた未来はどうなる?叶えてやれるのはお前以外にいるのか?
そんな終わらぬ問答を頭の中で延々繰り返していたのがこのときの僕でした。無限ループって怖いね?

そして、そんな雁字搦めの僕に天啓のように舞い降りたのが 、このエヴリデイドリームだったのです。やっと曲の話です。雁字搦めなのはいつもじゃんとか言わないでね!

もちろん曲冒頭では「ウォオオオオオオオまゆありすエヴリデイドリーム!!!!スウィートソアーズエヴリデイドリーム!!!!!」的にテンションが上がっておりました。結構まゆすき。曲もすき。

が、歌が始まった瞬間に涙が止まらなくなって、座り込んでずっとただひたすら嗚咽を繰り返すマシンと化してしまいました。(ホラごらん)(涙流すための機械さ)(天丼)
隣の方、邪魔だったら本当に申し訳ありませんでした…。
でも、だけど。こう歌われてもみてください。
隣にいていいのかどうか、自分にその資格があるのか。
そう迷っていた相手から、*18

"一目ぼれから始まった毎日が夢のようです
 もっともっと一緒にいたいなぁ"
― もっと一緒にいたい、と。

"『大好きだよ』 ささやいてよ ほっぺたがまっ赤
 きっと何回言われても足りないよ
 「大好きだよ」 あなただけよ この恋はまっ赤"
― あなただけだ、と。

"『大好きだよ』 聞こえてるよ 黙っていたって
 どんな時も この胸に響いてる
 「大好きだよ」 叫びたいよ いつでもどこでも"
― あなたの想いはわかっているから、と。

"『大好きだよ』 だけでいいの 何もしなくても
 あなた見てる それだけで幸せです
 『大好きだよ』 エヴリデイドリーム まっすぐ見つめて
 あなたの口で聞かせて下さい
 わたしのこと…大好きって"
― 大好きだと言ってくれるなら、それだけでもいいんだ、と。

―「大好きだよ」、と。やさしく、何度も何度も。

まるで僕のちっぽけな悩みを見透かすように、笑いながらつつみ込むように。
こんなにも明確な答えを、他の誰でもない、橘ありす (佐藤亜美菜) 本人がくれたのでした。

いろんな感情がごちゃまぜになって、何度も息が詰まって。
正直、次曲『明日また会えるよね』は聴いてませんでした。ずっと泣いてた。
そんな僕の涙を受け止め、拭い続けてくれていたのが、乙倉悠貴のタオルでした。*19

書き起こせば、まぁなんと些細な出来事か、と笑ってしまうね。
けど僕にとってはたぶんこれがすべてで、欲しかった答えの形だったんだろうと思います。
あまりに出来すぎていていた。
まるで僕に許しを与えるためだけに用意してくれた5分間だったかのようでした。

僕のいまの在り方を、ふたりが「それでもいいよ」と肯定してくれたと、そう感じられたから。
泣き止んだらすごくスッキリしていましたし、当然、前述の迷いや悩みは頭からは微塵もなくなっていました。

ありす、悠貴。
ふたりとも、本当にうれしかったよ。救われた。ありがとう。
大好きだよ。
改めて、これからもよろしくお願いします。

※なお、『エヴリデイドリーム』という「佐久間まゆを歌った曲」と言える楽曲をありすと2人で歌ったこと自体についてのカバーアリナシ判定については後日追記します。

 

34.M@GIC☆

"ここでめぐり逢えた
 ずっと大好きなキミに"

『エヴリデイドリーム』で橘ありす・乙倉悠貴への想いを確かにした僕に。
悩む僕に対して「大好きだよ」と、ただ『大好きだよ』と言ってほしいと、そう歌ってくれたありすへ。傍にいてくれた悠貴へ。
ふたりに「ずっと大好き」だと叫ぶ機会を、誓い直すチャンスを、ありがとう。

 

 

こんな Day2 でした。
アイマスのライブはいつも濃すぎて完全に感情になってしまうので、なにをどうしたって長くなってしまうね。とはいえまさか 卍10000字卍 を超えるとは…。
改めて、メチャクチャ遅くなってしまったこと、申し訳ありませんでした。
そして、ここまで読んでくださったこと、本当にありがとうございます。

今回の 7th ツアーは、個人的には地味に全公演見られる最初の公演*20*21*22 なのですごく楽しいです。

今後の公演もどうせまた感情に成り果ててしまうことはわかり切っているので、たぶんこういうブログをまた上げます。全公演分ちゃんとやるぞ、という気持ちはメッチャある。信じて。

しかし遅筆…というか究極に腰が重いことを自覚しているとはいえ Day1 ⇔ Day2 間が約1ヶ月も開いてしまったことはマジで反省しているので、名古屋公演~Funky Dancing!~ はもうちょい頑張ります。

よろしければ、また時間に潰されたいときにでも読みに来てください。
付き合ってくださった皆様に幸あれ!

*1:要る情報か?

*2:うちのギター

*3:短い命でした

*4:基本、余程のことがなければ分けて考える派です

*5:「不撓不屈」ならぬ「不幸不屈」みたいなどうですかうまいですかそうでもないですか

*6:場所違ったらごめんなさい

*7:天野さんが最後のMCでこう仰っていました。解釈完全一致で信頼。。となりました

*8:成長した姿を見せてくれました、泣けた

*9:白菊ほたるを象徴する花として、過去にも多数登場しています

*10:そういう深読みを毎回ライブ中に即やって泣くのはおかしいとよく言われます…なんで…

*11:歌割り、もし間違っていたらご指摘頂けると幸いです

*12:かこほたのユニット名

*13:間違っていたらご指摘ください

*14:=プロデューサー、でしょうね。ありがたい。

*15:GODなので

*16:いま名づけた

*17:個人の感想です

*18:相当タテに長くなるので正式な歌詞レイアウトとは少し変えます、ご了承ください

*19:*1の伏線回収です

*20:4th:神戸SSA Day2不参加、SSA Day1のみLV

*21:5th:石川大阪不参加、幕張SSA LV

*22:6th:ナゴド秋不参加